2009年10月29日木曜日

部屋










大学の授業のあと、気持ちがいいので、散歩をした。
最近の散策エリアは、porta venezia と limaの 東の
住宅地。何気にいろいろ店があったりして面白い。










紅葉して、落ち葉が中に舞っている。日本とは比べ物に
なるもんではないが、秋やなあ。シャリシャリの落ち葉を
踏みつつ歩く。










limaらへんで、冬服を物色して、帰宅。limaやporta veneziaは
お金を使わせるエリアです。H&Mやsisley, zaraをはじめ、
おしゃれで安めの店がちらほらある。vesti stockという
若者向けアウトレット、salvagenteというアウトレットもあり。
イタリアの服やは、すそ直しをしてくれないけど、仕立て屋を
帰り道に発見。いつも通る肉屋の近くだった。裏通りは面白い。
興味がないと目に入らないもんやな。

帰ったが、うーんやっぱり空気が悪い。空気清浄機にも
限界があるんじゃなかろうか。トラムが通る度に、空気の
流れを感じる。おかしい。2重窓なのに。窓が高さ2Mある
からなのか。

ふと上を見上げた。出っ張っている板の回りがすすけているので、
怪しいと思っていたが、やっぱり。シャッタースペースに通じる
板が外れるのを発見。あけると、すすだらけのシャッターの
外面(内面は拭き掃除している)が収まっていて、隙間から、
ヒューーと風が来るではないか!これだ!
おいどんを苦しめるやつはお前だったのか!
窓は二重で上が一枚板はめてるだけだったら
意味が半減するやんか。あほっ
この板の隙間をシリコンで埋める決意をした。
シリコンは幸い水周りのがあった。これで空気も完璧。















ikeaの和紙ライトスタンドとリラックスチェアが
お気に入り。居心地のいい部屋になり、幸平も気に入っている。
特にリラックスチェア。「これ、僕家に持ってかえろかな」
などと言い出すが、「あかん、お兄ちゃんのや」
「ええやん僕んやし」「やめて」と幸平の心の中の悪魔あるいは
ジャイアンと押し問答している。この部屋は
幸平と相撲や柔道の主戦場。遊びに来ると、
勉強どころではない。今日はyoutubeで、朝青龍対貴乃花を見た。
そしてまた相撲。塩を振る演技と「時間です」の行司の
声の後の振る舞いが様になってきた。まだよりきり、
下手投げしかできないが(当たり前か)。頭をつける
押し方がうまくなった。別に力士になるわけではないけども。
日本男児のたしなみとして、柔道、相撲、剣道は
学ばせたい。というか、最近どついてくるので、
それはあかんということを言いたいだけというか、
エネルギーの矛先を変えたいだけ。顔はつねるし、
たたくし、Tシャツ噛むし、あちこちひりひりする。

相撲や柔道の最中、幸平の両親は次男の名前を考えていた。
父親はろくなアイディアを出さない。夫「**インテルとかどう?
音光(インテル)!ワハハ!」妻「・・・(無言)」

結局夜になり、僕が晩御飯を作り、おやつとティーをして、
9時までいたが決まらなかった。

昔のキリシタン茶人で如安(ジョアン)っていましたよ!
というと奥さん、「ぴくっ」と反応。
その他、けんぞう、等伯、しょうぞう、珠光、ひとし、たくみ、
こうき、ケンジ、たける、たけお・・・・・・
いろいろなやけくそ交じりのアイディアを出すが、
ジョアンが一番ヒットしたかな。この子は日本に帰ったら、
母方の先祖の姓に変えるので、余計ややこしい。
まあ、ジョアンとかそんな派手な名前にはならないだろうけど。
てか、名付け親とかいややし。

出産まであと数日から2週間。満月が2日と16日だから
その辺りが生まれやすいとか。こっちは生まれて2日以内に
名前を決めて届け出ないといけないらしく、早く決めないと
いけない。ハリウッド映画のような展開になりそう。
画数見ながらの思案は続く。映画作ったろかな。

2009年10月25日日曜日

Inter contro Catania








友達4人でインテル対カターニアを見てきた。横のオレンジ2階席。36ユーロ。
やっぱりここ、見やすい。やっぱり迫力あります。日本で言うプロレスのような熱狂。
森本、1トップで先発。





前半は、スナイデルのフリーキックが圧巻だった。
あんなに調子のいいヴィエイラも久しぶりに見た。エトーはやっぱり規格外の
選手。早いし、予想できない抜き方をする。スペースのないカテナチオの国でどう
通用するか。怪我しているミリートとのコンビがやっぱりいい。マリオは歩き方
からして柄悪い。。

森本は当たり強い。コルドバ相手に全然引けを取らないし、反転超早いし、
簡単に前を向ける選手。これは圧巻。中田はもうちょっと重心低かったけど、
重心高めでも競り合えるからすごい。もらう動きはやっぱりすごかったけど、
うーん。。。チームが悪い気もしますが、ボールをもらいにいって、押し上げ
られないものか。1,5列目の二人がつぶされてまったくだったし、これも
モウリーニョの戦術なんでしょう。小学校のとき、森本と対戦経験のある
友人といったが、彼の森本を見る眼がうらやましい。こんなレベルのところで
対戦したことのある選手がやっていたら、思うところはあるよね。








カターニアサポーターは面白かった。
「バッファンクーロ(ファックみたいな超汚い言葉)、カターニア」
というインテルのクルヴァ・ノルドから飛ぶとなぜか暖かい拍手。
逆にカターニアサポーターが「ヴァッファンクーロ、インテル」と言い返すと
インテル側が暖かい盛大な拍手でこたえる。その後もいろいろ。
笑いを取りに来ているとしか思えない。吉本若手芸人軍団に見えて仕方なかった。
シチリア人の気質?










インテルは、もうちょっと走って、崩しまくって圧勝しないといけないし、
出来た試合だと思う。じゃないと、チャンピオンズリーグ
は厳しい。走るチームが勝つんだと思う。
このところ試合だらけで、疲れていたんだろう。

幸平は風邪を引いてこれなかったが、次こそは。

2009年10月22日木曜日

ブレラ骨董市















毎月第三日曜日はブレラの骨董市。

行ってみたが、以外に出展者は少ない。
30くらいやろか。カーペット、古本、陶器、
オブジェ、アクセなど。ものは、ヨーロッパの
セーブルや、イタリアの印象派画家や、
額縁、いす、中国磁器、日本の伊万里系のもの、
インドのオブジェ、カーペットとか。

日本、中国のはあんまり知識がないようで。
明代初期って書いてある色絵磁器があったが、
日本の伊万里の写しだな、ありゃ。

インドが以外に人だかり。絵画の店は
小一時間店員がいなかった。
いつまでカフェしてるんだ。

イタリア中部の染付けの壺がすっごい良かった。
1600年代のものらしい。マヨルカの陶器。
コルトーナとか有名だって友達が言っていた。その彼の
奥さんの母がコルトーナ出身だそうで、いろいろ
聞いて、今度一緒に行こうということになった。

来週はナヴィリオの大骨董市。これは見逃せない。

purificatore d'aria









ついにデロンギの空気清浄機を買った。シャープのは郊外の店にしかないし、
まあ近くの店の90ユーロので試してみてだめなら、来年シャープの
いいやつを買おうということに。呼吸が楽です。科学物質臭さが大分
なくなる。風力強にするといける。中だといまひとつ。それだけ空気が
悪いということだ。4,5日使って3層のフィルター(日本語で「マエ→」と書いてある。
シャープのやつとおんなじフィルター)をあけてみてびっくり。もう
結構黒いやん!こらあかん。フィルターの寿命は一年らしいがもっと早い
だろう。シャープ300ユーロ(フィルター5層で自動フィルター洗浄)の清浄機しかない!

2009年10月14日水曜日

大学の授業

9月トスカーナの写真。












































そして、大学の授業が始まった。
教室は本校舎ではなく、ずうーと南の
ヴィア・ノートというところにある別校舎。
新しくてパソコンでプロジェクターにつないでする
講義向きです。

トラム(路面電車)でドゥオーモから25分くらい?遠い。。

古代ローマ考古学と美術史の授業。100人くらい?

開始は15分遅れ。なかなかすべてを聞き取って理解するのは
難しい。録音しつつ、授業を聞く。

ファブリツィオ教授は、すぐにメールの返事をくれるし、
親切に教えてくれる。もんのすごいいい先生。
授業のあとの質問も丁寧、親切、笑顔。完璧です。

始まって1時間15分。
先生が「疲れた?大丈夫?じゃあマルクス・アウレリウス帝の
モニュメントについてはじめて良いかな?」と聞くと、
一斉に、後ろ目に座る生徒が「ノオー」「疲れた」「しんどい」と
甘えた口調でわめく。そして、授業は終了。遅れて始まった上に、
30分も早いやないか。

なんちゅう国や。

しかし、この分野の勉強をしているとロマンが駆り立てられ、
至福のひと時が訪れます。

2009年9月24日木曜日

古城骨董市

ミラノから南西に一時間半。車でしか絶対にいけない田舎の
古城で骨董フェアがあった。サルティラーナ・ロメッリーノという街。
仲のいいワイナリーがワインブースを
出すから見に着てよというので言ってきた。

着いたのは夜。まず、城の所有者に挨拶。





















ぽろりと「光栄です」と挨拶がでた。映画みたいな雰囲気だから
思わず。所有者のおっちゃん喜んでたけど。

ノヴァーラとか割と近くの業者からフランスやベルギーも
来ているみたい。現代アートからデザインから
キリスト教会からの盗難品じゃないかといわれるものから
水没した船の調度品などいろいろ。

一通り見たが、高い。ワイナリーのミンモは、友人価格で2割負けてくれたんだ。お前たちも
ほしいのがあったらゆってやるよ!といってくれたが、また次回と返事した。
で、彼らの赤ワインを飲ませてもらった。2005年アストラーガロ。絶句するおいしさ。




























多少酔いながら、ワイナリーで働く日本人の友人の家にたどり着き、また飲み直し。
この家、元貴族の家だったそう。大家さんの主人が、戦後日本人と仕事をしたことが
あるそうで、優秀な人だったそうで、信用して貸してくれたらしい。中庭には
15世紀の石像がある。ただし大家さんのおばあちゃん、人一倍話が長いので
有名だったそうで、結局つかまって大変だった。もうあの人のことで知らないことはない。




2009年6月15日月曜日

文化

金沢の画廊の社長の話で、頭に残ったのが、この前の話。

社長の父、先代さんは、満州の生まれだそうだ。
戦時中で、大変な時。

食料がなくとも、物資がなくとも、
ロシアの人たちは、テーブルを設え、
ものがないながらもきちんとした食事をしていたらしい。
食べ物がなくとも、あるものの中で、
工夫して設えをし、感謝をし、食事をする。
花を摘んできたり、テーブルクロスをつくろったり。
美があれば食事はおいしく感じるもの。

一方で、日本人やアジアの人たちは、
地べたに座り、適当な食事をしていたそうです。
文化レベルの違いを先代さんは感じられたそう。

今は、日本は経済的に大変な成長をしたが、
こういう根本的な文化レベルは上がったんだろうか、
というといささか疑問、とおっしゃっていたそうです。

日本は世界で一番食べ物を捨てる国。100円ショップや
コンビニ、ファーストフード、スーパーの安い食器や
衣料品だらけ。これで先進国なんていえないし、
他国の環境に対して、破滅的な産業構造。

日々の営みを大切にするというのは、ちょっとした
努力が必要。意識がたくさんの人に通じれば、
社会は変わる。日常に美を取り入れるのが
大切というのも、案外重要なのかも。